東京光学 トプコール7.5cm F3.5 M39

東京光学、トプコール Topcor 7.5cm F3.5 M39マウント、単体レンズの出品です。 35mmフィルムを使用する小型なカメラが市場に出回る以前の、1940年代後半から1950年代を中心に、ブローニーフィルムを用いる二眼レフは、大ブームとなりました。構造や機構がシンプルなうえ、シャッターなどアッセンブリーで業販されていたことなどから作りやすく、大量に作られました。二眼レフのブランド名はアルファベットAからZまで全て揃うと言われていたほど、数多くの二眼レフが発売されました。   その中でも「プリモフレックス」を発売した東京光学（トプコール）は、当時のNikonと肩を並べるほど高いレベルのレンズを生産していた会社です。現在でも「プリモフレックス」は、二眼レフの中で人気の機種です。やはり人気の秘密は、描写が安定していて、よく写るからだと思います。その「プリモフレックス」のテイクレンズを取り出して、M39マウントレンズに制作しました。L39ライカマウントではなく、M39マウントです。 同じネジピッチですので、ライカにも付きますがフランジバックを合わせないとピントがきません。   スレキズ殆ど無く、カビホコリも殆どありません。ノンコートの時代のレンズですが、フレアーもなくスッキリ、クッキリに描写されます。 ３群３枚のトリプレットレンズですが、６x６版レンズの中央の部分で撮影しますので、トリプレットレンズの欠点を解消しています。 作例は、近々出品するカメラ、SABYFLEXのボディのクロームメッキの質感、発色もコッテリでもなくあっさりでも無く、程良い色調のレンズだと思います。（作例のカメラ、フィギュアは付属しません。）   M42ヘリコイドマウントアダプター装着して撮影するのがベストだと思います。作例は、EOSに装着して撮影しています。 Nexカメラに装着した、参考写真を掲載しました。 ご希望があれば、装着したいカメラのマウントに変更いたします。   二眼レフがお好きな方、東京光学がお好きな方、クラシックレンズがお好きな方、ご検討のほど、よろしくお願いします。